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オンラインカジノで客に賭博をさせた疑いで11人を逮捕。逮捕前の容疑者に悪びれた様子はありませんでした。
10月30日、大阪地裁で裁判を終え出てきた1人の被告。愛知県警の捜査員とみられる人物に声をかけられると…(石川宗太郎容疑者 36歳)
「みんな集まるから来るかなと。コストが安いから」
動揺するそぶりを一切見せず、捜査車両へ。その後も、裁判を終えたばかりの被告らが次々と車に乗せられます。逮捕されたのは、石川宗太郎容疑者(35)ら11人です。警察によりますと11人は去年9月からことし3月にかけて、愛知県や三重県に住む顧客8人にオンラインカジノのスロットなどで常習的に賭博をさせた疑いが持たれています。警察は11人の認否を明らかにしていません。石川容疑者らは「リバトングループ」と名乗り、闇バイトなどを使って実態のないペーパーカンパニーの銀行口座を4000ほど開設。そこに詐欺などで得た金を振り込ませ、犯罪収益の資金洗浄、いわゆるマネーロンダリングを繰り返し、それらの口座には少なくとも700億円の入金があったとみられています。愛知県警は10月30日、詐欺などの罪で裁判中だった「リバトン」のトップ石川容疑者ら5人を大阪地裁の前で再逮捕。
(石川容疑者)「在宅なのかな、逮捕されるのかなどっちなのかな」
「リバトン」を巡っては海外に逃亡し、その後、海外当局に拘束されたメンバーもいて、警察は逃亡などを防ぐため裁判中の逮捕に踏み切ったとみられています。
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